DEPOT39
a0038487_23514614.jpgいまはもうなくなってしまった自由が丘のDEPOT39の本が発売されました。あらためて読んで、すごいお店だなとしみじみおもいました。四半世紀ちかい歴史、読みながらお店のことを思い出しました。はじめていったとき、入り口をはいったところから外とはまったく違う世界がひろがっていて、圧倒されたのをおもいだしました。そんな長い歴史のほんの一部ではありますが、その空間で働いた事は、いまの自分にとってとてもおおきいんだなと改めて感じました。オールドパインの家具、照明、ホーローのキッチン用品、猫あしのバスタブ、レース、もう数えきれないほどのものをみました。ディスプレイがとても素敵で、店長がやったものを、閉店後にこっそり薄暗い中、写真にとっては、家にかえってディスプレイを考えたりしていました。アンティークとお花にかこまれた空間とはかけはなれた仕事もあって、力仕事もおおかったです。2mくらいあるブックシェルフも一人で梱包したり、大きな家具にぶらさがるように作業している姿は今思うとすこし滑稽です。じつは、toteの入り口につりさげている看板は閉店するときにいただいたものなのです。白くペイントして、名前をいれて、お店にかけたときは、本当に緊張しました。そして、本当によく怒られました。怒られ過ぎて、落ち込むこともたくさんありました。本には、お小言集ものっていて、読みながら思い出して、どきっとしました。読み終わったあと、天沼さんにメールをしました。朝おきたら返事をくださっていて、うれしかったです。でも、ほんのり汗をかいてしまいました。いつまでたっても、わたしはだめなスタッフで、いまは誰も怒ってくれる人がいないので、この本がその役割になりそうです。とっても素敵な本です。depotをしらないかたも、こんなお店があったんだとしってもらえたらうれしいです。だって、外国にいっても、なかなかないんです、こんなに圧倒されるお店。
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by tote-to | 2006-11-25 00:20 | ひとりごと


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